チェスの歴史

チェスの歴史

チェスの起源は、紀元前のインドで遊ばれていたボードゲーム「チャトランガ」だという説が一般的です。将棋の起源も同じと考えられています。

 

チャトランガがインドからペルシアに伝わり、ペルシアからロシア、そして西ヨーロッパへと広がっていきました。

 

ヨーロッパで最初にチェスに関する本「チェスの技術」(ルイス・デ・ルセナ著)が出版されたのは15世紀末で、16世紀には、ほぼ現在と同様のルールが確立されていたようです。

 

娯楽としてチェスが一般的に楽しまれるようになったのは、17世紀に入ってから。

 

その頃には、お金持ちがスポンサーになり、チェスの競技会などが開催されるようになりました。

 

1924年にはチェスの国際組織である国際チェス連盟が設立され、現在は157を超える国が加盟しています。もちろん、日本も加盟していることは言うまでもありません。

 

チェスは、昔は王侯貴族だけが楽しむ娯楽でしたが、21世紀になった現在では、全世界で数億人以上が楽しむ頭脳を使ったスポーツとして大人気になっています。